■■ゲジゲジ風呂■■ 【ルシフェル】 「あああっ! わあああああっ!! いやっ、いやっ、いやあぁっ!! うわああああぁっ!! ああああああぁぁっ!! ああああああああああああああああああああッッ!!!!!」 ルシフェルの絶叫は続いた。 その間にも、サーキュラーズの幼体――ゲジゲジが次から次へと膣から出てくる。 ルシフェルは必死に体を揺すったが、その程度の抵抗で現状が変えられるはずもなかった。 【ルシフェル】 「助けてっ! ねぇっ、誰かっ……誰かいないのっ!?」 【ルシフェル】 「ミカエルッ!! ラファエルッ!! わたしがっ……わたしが悪かったからっ!!!」 完全に心は折れた。 最大の弱点とも言えるゲジゲジを前にしては、虚勢を張ることもできなかった。 だが、ルシフェルの言葉に反応する者はいない。 辺りは相変わらず人気がなく、ルシフェルの声とゲジゲジの徘徊する足音だけが響き渡っていた。 【ルシフェル】 「やだっ! こっち、あ、あああぁっ、来ないでっ! 来るなっ!! 来るなぁぁぁっ!!」 やがて、風呂の底が見えなくなるほどの数のゲジゲジが、ルシフェルによって産み落とされた。 その光景は、まさに地獄そのもの。 ルシフェルは必死に逃げようとしたが、手足を拘束された状態では体を浮かせるのが限界だった。 【ルシフェル】 「うぐぁっ!? ま、またっ……まさかっ……!?」 どこからともなく伸びて来た触手が、再びルシフェルの膣に挿入される。 それが何を意味するのかは、もはや考えるまでもない。 【ルシフェル】 「やめてっ! お願いだからやめてっ!! やめてっ、やめてぇっ、やめてええぇぇぇっ!!!」 触手が前後に動きながら、ルシフェルの体内に卵を産み付けていく。 まさに悪夢。 これから自分がどんな目に遭うのか、否応なく突きつけられていた。 【ルシフェル】 「お願いっ! 許してっ! 忠誠を誓うからっ!! 今度こそ本当に――――」 【ルシフェル】 「ひゃわああぁっ!? わああっ、うあああぁっ、こっち来るなああぁぁぁぁぁッッ!!!」 自分の体を這い上がろうとしているゲジゲジを、ルシフェルは体を揺すって振り落とそうとした。 半ば錯乱状態に陥っており、冷静さを取り戻すことができない。 連に関することでさえ、今この瞬間は完全に忘れてしまっていた。 【ルシフェル】 「う、くあっ!?」 ルシフェルの膣から触手が抜ける。 だが、それは卵が全て産み付けられたことの証明に他ならない。 自分の体内で再び卵が育つことを想像すると、居ても立ってもいられなかった。 【ルシフェル】 「いやあああああぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッッ!!!!」
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